本日、事務所の看板が届きました♪
発注から一週間ほど、迅速に作成していただきました。
ありがとうございます。

看板に掲げた「行政書士」という人、
どんなことをするのかご存じでしょうか?

弁護士、税理士、司法書士など・・・
〇〇士という名前は、日常会話やテレビなんかでも頻繁に耳にすることのあるワードかと思います。
行政書士も、これらと同じ「士業」の一つです!

でも、いつも聞かれることがあります。

行政書士って何する人?

今回は、行政書士についてわかりやすく、難しい言葉は極力使わずに解説してみたいと思います。

目次

1.いきなり結論
2.行政の手続きはチェックポイントだらけ
3.「そんな法律、知らなかった」は通用しない世界
4.行政書士ができること、行政書士に相談する意味

いきなり結論
行政書士とは、
国や市町村に提出する書類を正しく作成し、
行政手続きを決められた順番で進める専門家です。

"行政書士法 第1条の2"
行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、
官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成し、
これらの書類を提出する手続について代理することを業とする。

【出典:行政書士法(e-Gov法令検索/総務省)】

つまり行政書士は、

「役所に出す書類」と、「その手続き」を専門に扱う職業です。

よくある誤解ですが、行政書士は許可や認可を出す権限を一切持っていません。

あくまで、許可を出すのは国や都道府県、市町村です。

行政書士は、許可や認可を得るために必要な書類を整え、手続きを代理します。


この国では、

家を建てたり、お店を始めたり、土地を買ったり、仕事を始めたりするとき、

「このルール(法律)を守ったらやっていいよ」という決まりが必ずあります。

そのルールは、むずかしい言葉や、
言い回しだけややこしくただ長い文章、多くの法律によって書かれています・・・

そのルールを正確に読み、今やりたいことに必要な部分だけを抜き出し、
それを正しい順番に並べたうえで役所が判断できる形に書類を整える。
これを仕事として行うのが、行政書士です!



行政の手続きはチェックポイントだらけ


行政手続きは、1つでも順番を間違えると”不許可”になります。

例えば、土地を購入して飲食店を建てたいという場合の確認事項をあげると―

・その土地に、どんな種類の、どのくらいの大きさまでの建物だったら建てていいのか
・農地かどうか
・建物の建築ができるかどうか

など、他にも確認事項は色々とあります。
確認すべきポイントを1つでも飛ばしてしまうと、その時点でアウトです。

役所は、
「なんか、この人がお店をやったらなんとなく不安だから不許可にしようかな」
というような判断をしているわけではなく、
法律で決められている内容に沿って、決めています。

「そんな法律、知らなかった」は通用しない世界

飲食店を建築し、保健所の営業許可も取り、無事お店のオープンを迎えたら、
それで終わりではありません。

行政法上、許可は「条件付きの継続ルール」です。
条件を破った瞬間、営業中であっても違法状態となってしまいます

たとえば、ランチタイムのみ営業していた飲食店が、お客さんからの強い要望を受け、
深夜0時以降も営業を開始し、お酒をメインに提供する場合など・・・

飲食店の営業許可だけでは、不十分となってしまいます。

他にも、厨房を狭くしたり、席数を増やしたりすることも、無許可なら違法となるリスクを秘めています。

また、話し声や焼き物の煙、匂いについて近所から苦情が出れば、「行政指導」の対象となる場合もあります。

刑法に由来する法の大原則として、

「法の不知はこれを許さず」

というものがあります。

これは、「法律を知らなかったという言い訳は通用しない」という意味です。

すべての法律に、この大原則が一貫して適用されます。

知らなかった、悪気はなかった、初めてだった

そのすべてが、理由にならないんです。

行政書士は、この「後から違法になるリスク」を防ぐ専門家でもあります。

行政書士が守っているのは、書類や申請の手続きルールだけではありません。

ご依頼いただく方の時間や、やり直しのコスト、そして人生の計画に責任をもつことでもあります。

後で違法と言われない
許可が取り消されない
事業や暮らしが止まらない

これを未然に防ぐ、予防型の専門職だとも思います。

行政書士ができること、行政書士に相談する意味

当事務所のホームページにも記載していますが、
行政書士が対応する代表的な分野は、次のとおりです。

・建設業の許可
・農地転用の許可
・各種営業許可(飲食・風俗・古物など)
・法人設立書類の作成
・外国人の在留資格手続き
・遺言書の作成
・相続関連の書類作成

以上は、すべて行政書士法に基づく業務です。

行政書士に相談する意味は明確に3つあります。
1.手続きを無事に通すため
2.後戻りできない失敗を防ぐため
3.安心して次の行動に進むため

行政書士として、この国で何かを始める人の「最初の伴走者」として、
まい進していきたいと思います。